本の保管方法に関する注意点:3
大切な本はいつまでもきれいな状態で保管しておきたいものです。
そのために注意しておきたいポイントがいくつかあります。
ポイントを意識しながら保管方法を見直してみましょう。
まず気を付けたいのが、
直射日光の当たらないところに本を保管するという事です。
直射日光は本を劣化させます。
日焼けすると、背表紙や表紙が茶色く焼けたり、逆に色あせてしまうこともあります。そうなれば見た目が大きく損なわれます。
中の紙も変色し、劣化してしまいますので注意しましょう。
また、本棚にはできるだけ余裕を持って収納するよう心がけましょう。
本が好きな人はつい新しい本を買ってしまい、本棚を満杯にしてしまいます。
それでもなんとかしまいこもうと、本棚の隙間に本を差しこみますが、
無理な詰め込みは、出し入れの際に傷を付けます。
最低限、指が入る程度の隙間を空けておくようにしましょう。
斜めに立てかけることも破損やゆがみの原因になります。本が倒れそうな場合は、ブックスタンドなどを利用して、きちんと立てる形で収納するようにしたいものです。