なぜ専門書は高く買ってくれないの?
専門書によっては、なぜ高く買ってくれないのか
という疑問を持たれる方もいるのですが、
その本の価値そのものよりも、回転率を優先する店では
安く買い取るといったケースがあるのです。
回転率がいいということは、その本を買いたい
という多くの人がいるということなので、
在庫としてその本が長期にわたって滞留する可能性は低いと考え、
買い取る店側は高価で買取をします。
在庫になるリスクも低いと判断するからです。
しかし、そうでない本は長期在庫も視野に入れて
置き場所も確保しておかねばならないというリスクがあります。
しかも長期にわたって置いておいた本が
全く需要がなくて買い手がつかず、
最終的に処分するとなった場合はその店が
処分費用等を負担することになるのです。
こういった事情から、回転率を優先する店では
安く買い取られてしまう本が存在するのです。
ただし、売り手側の立場の場合は
買取価格が気に入らなければ売らずに
持って帰っても構いません。
難しい場合もありますが、自分の納得できる条件で
買い取ってもらえる店がないか、
色々な店で見積もってもらうと良いでしょう。