一次資料・二次資料とは
論文やレポート等を執筆する際には、
そのテーマに関するさまざまな資料を読み込み、
その内容を分析したうえで、
自分の見解を加えて作成する必要があります。
同じ主題について研究した
他の人々の業績について知らなければ、
独りよがりの身勝手な考えに陥りがちですし、
先人の知識や研究をふまえて、
あらたな発想に行きつくことも多いからです。
自分一人の独創的な発見や発想だと思っていたことが、
資料を検索した結果、すでに先人によって
述べられていたことだとわかる場合も往々にしてあります。
このように、資料は自分の考えを整理したり、
発展させるために非常に重要な役割を果たすのです。
資料には大きくわけて二種類がありますが、
そのうちの一次資料は、
研究の元の文献などを意味しており、
原資料と呼ばれることもあります。
これは、最も資料としての価値が高いものです。
続いて、二次資料と呼ばれるものは、
一次資料を編集して掲載した資料であり、
後代の人の手が加えられている分、
資料としての価値はやや劣ります。
しかし、この二次資料なども研究などを進める上では
重要な資料の一つですので、どちらも上手く使い分けて
活用してくださいね。
専門書・古書に特化した学術書買取専門店なら藍青堂書林へ
藍青堂書林