再販売価格維持契約って聞いたことありますか?
毎日の買い物をする時には、
少しでも安い物を選んで家計の節約を図りたい
と考えている人は多いでしょう。
新聞の折り込みチラシなどを眺めて、
商品の値段を比較している人も多いのではないでしょうか。
このように、世の中に流通している商品のほとんどは、
店舗によって販売価格が違っているのが当たり前です。
しかし、本の場合はどの書店で購入しても
値段は全て同じなんです。
古本の場合は、店舗によって価格が異なりますが、
新刊の場合には、価格は全て統一されています。
なぜならば、書籍は公正取引委員会が指定した商品なので、
卸・小売り価格以外で販売しない
ということが決められているからです。
このように、出版社、取次、書店の間で
価格が決められていることを再販売価格維持契約制度、
略して再販制と言います。
ですから、新刊を買う場合には、
どの店舗で買っても同じ価格となるのです。
通常の商品は、価格を統一することは
独占禁止法によって禁止されているので、
書籍は極めて例外なケースと言えますね。
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