少しでも本を高く売る方法とは

本というものは、店舗によって査定価格が違ったりもします。

大手のチェーン店だと全店で情報を共有しているので価格に差は出ませんが、個人で経営しているお店だと結構な差が出たりします。

また、マンガやミステリーやＳＦなど得意分野をうたっている専門的な古書店も数多くあります。

大手チェーン店では値の付かない本が、そのジャンルの専門店では希少な絶版本、というケースもあるかもしれません。

自分の売りたい本がどういうジャンルの本なのか、そのジャンルの得意な古書店はどこか、見極めるのが高価買取への一歩です。

当然ですが保管状態が良く、汚れてない方が査定額は良くなります。

査定に持ち込む前にホコリや汚れはできる限り片付ける事、付属品は全て揃えておく事。

落書きやメモ書き等、消せる書き込みは消しておく事で減額を防げるかも知れません。

発売されたばかりの新刊は買取額も高い傾向にあります。

内容や人気がいまいちでも、「出たばかりの本」というだけでも古書店にとっては価値があるのです。

しかし、新刊を購入してすぐに読み終え、早いうちに出す方が高く買い取ってもらえるかと言うと、そうでもありません。

いくら本の状態がよくても発売されたのが何年も前だと、中古市場に在庫がだぶついているケースは多々あります。

在庫が多ければ査定価格も安くなります。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。

まずは自分の本と、売りに行く古書店を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。