意外と知らない本の仕組み
本と言うのは、ページを開くと別世界を楽しむことができる
とても面白いもので、多くの人にとって
身近な存在の物でもあります。
しかし、これだけ身近でありながら
本自体のことについては意外と知られていないものです。
例えば、本の各部名称に関すること。
本の箇所には一つ一つちゃんと名前が付いています。
本を目にする際、一番最初に目に飛び込んでくる
と言っても良い存在なのが、ジャケット部分です。
これは「カバー」とも呼ばれる部分で、
本体を包み込んでいる部分ですね。
昔は、本体が傷まないように、
また汚れないようにかけられた物ですが、
今ではデザインに凝るなど、美しさも重視されています。
これのさらに外側部分に存在するのが帯で、
推薦文やインパクトのある言葉で
内容が一言書いてあることがあります。
それから本を開いて最初に目にするのが見返しという部分で、
よく著者の方がここにサインをしたりしていますね。
本文の部分とは紙質が異なる場合が多く、
サインと言う特別な物を残すのにも丁度良い部分と言えます。
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