本の需要と供給の関係
古本屋や新古書店、中古ショップにおける本の価格は需要と供給、
つまり欲しいと思う人の数と、在庫数との関係で決められています。
その本を欲しい人が多ければ、値段は高く設定されます。
逆に売れ行きが悪かったり、在庫が余っているなど、ニーズがない本であった場合には、早く売りさばくために値段は安く設定されます。
最近は本を少しでもお得に手に入れたい、
という考えを持つ人が増えていることから
発売したての本や、話題の本は値上がりする傾向にあります。
中古といっても、発売日に近い本であれば、
新品に近い状態で保たれているため、
割安で入手できる古本屋の存在は大きいからです。
特にテレビ化や映画化された場合、原作本を古本屋で探そうとする人は少なくありません。そのため、買取額も販売額も値上がりします。
こうした状況を考慮すると、安く買うためには、
時間が経って値段が下がるのを待つのが得策と言えます。
新刊であっても発売日から時間が経つと、
かなりの数が古本屋に持ち込まれます。
テレビの放送や、映画の公開時期が終われば
原作本も多々売られていきます。
値下がりする頃合いを待って、購入するようにすると割安に入手できます。