簡単にできる本のクリーニング法
本を長持ちさせるためにはきれいな状態で保つ心がけが大切ですが、
本の汚れは消しゴムで消えるものもあります。
中でも光沢のある表紙カバーなどは
消しゴムを使うことで比較的簡単に汚れを落とすことができます。
しかし、光沢がない表紙カバーや消しゴムの種類などによっては
文字や色が消えてしまったり、
本自体が傷んだり破れたりする恐れがあります。
消しゴムを使う際には注意が必要でしょう。
そのほかにも、読むときの癖などによっては
本が曲がったり歪んでしまう場合がありますが、
曲がってしまった本は重いもので挟むことによって
元に戻ることもあります。
そして、長い間曲がったままにしてしまって
なかなか元に戻らない場合には
電子レンジを利用して平らにすることができますが、
本のカバーなどによっては
電子レンジで熱を加えてしまうと
変形や変色しまう可能性があります。
そのため、熱を加える際にはカバーなどを外すとよいでしょう。
いずれにせよ本を傷める可能性の高いものばかりです。なので本を汚さない、傷めない、ゆがませない……普段の心がけが一番の修理法なのです。
