店主ブログ

宗教書の価値が落ちにくい理由

古本の中でも専門書は価値が落ちにくく、買取価格も他の本と比べると割高の場合があります。定価自体も高額なのに加えて発行部数自体が少ないためですが、宗教書の価値が落ちにくいのにはほかにも理由があります。

どのような宗派でも対応可能な話が多く、
言い伝えられている話が多いため新たに、
更新されることが少ないのです。

多くの人々に信仰が受け入れられているため、
安定した見込みが読みやすいためです。

日本人は、昔から八百萬の神様を信じ大切にしてきた民族であることでも知られています。

多くの神様と、多数の宗派を受け入れる寛容な心があり、
現在でも多くの宗派が存在しています。

多くの日本人が、寺にも、神社にも、教会にも足を運びます。

神に捧げる儀式や、祭り、伊勢参りや、四国八十八箇所巡拝、
初詣でや、墓まいり、盆や、クリスマスなどの
宗教行事も大切に行われています。

日本人の勤勉さが、何に対しても興味を示し知りたい、
学びたいと言う気持ちにさせてしまうようです。

日本人は、神の存在を信じていても、いなくても、心から行事事に参加して楽しんだりするのも上手なのです。