本の中綴の針金劣化にご注意ください
本には様々な綴じ方があります。
その中で、針金による本の綴じ方がございます。
小冊子や雑誌などで良く見かけられる綴じ方です。
お客様もご存じのとおり、金属は長い年月や環境によって
サビなどの劣化を起こすことがあります。
本を綴じるのに使用された針金にも同様に起こります。
綴の針金は錆びます 。
そして最後には針金自身が腐蝕によって折れてしまいます。
それによって、本の谷間部分に針金のサビがついてしまい、
本紙を変色させたり、ばらばらに分解してしまうこともございます。
そのため、本そのものが傷んでしまい、
お客様の依頼された御本の買い取り価格にも影響します。
また、持ち込まれるときの移動によって、
綴じられた本の針金が折れてしまい、本そのものが分解してしまい、
破損や欠落する可能性もあり、
買い取り価格が下落することもございます。
持ち込まれる際には、ご注意をお願いいたします。