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NDCとは

NDCとは
日本十進分類法(Nippon Decimal Classification)の略です。

図書館に行くと、本の背に数字の書いてあるラベルが
貼られていることを見たことがあると思います。

これは、0から9までの数字で本のジャンルを分けているんです。

3桁で示されることが多くあります。

1次区分は「類」、2次区分は「綱」、
3次区分は「目」と呼ばれています。

例として、「751」を挙げ説明しますね。

読み方は、「ななごいち」です。

「7」類は芸術です。

またその中でも、「75」は工芸、
そして「751」は陶磁工芸に分類されます。

1つ番号が違うだけでも、違う本になるので、
NDCを使う場合は数字を間違わないようにしましょう。

NDCが使われていることの利点は、
本を探すことが簡単にできることです。

なぜなら、NDCの順に沿って本が並んでいるからです。

書架や壁にも、NDCの3次区分までの数字と
分類について紹介されている場合もありますので、
本を探すときにはぜひ活用してみてくださいね。

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