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専門書の買取査定で重要なポイントとは? ポイントを押さえて買取依頼をしよう

本が積み重なっている様子

専門書の買取を行う古書店は、買取査定におけるいくつかのポイントを参考にして値段をつけています。 買取側がチェックするこのポイントを把握して事前準備ができれば、専門書をより高い値段で売れるかもしれません。

そこで今回は、専門書の買取査定のポイントを紹介いたします。専門書の価値を落とさないで売れるように、買取査定の詳細をみていきましょう。

専門書を売るのなら事前に買取査定のポイントをチェックするべき?

専門書を売る予定があるのなら、事前に買取査定のポイントをチェックしておくことをおすすめいたします。 専門書の買取価格は、さまざまな要素を考慮した上で慎重な査定が行われます。
そのため同じ専門書であっても、カバーやページの状態などによって、買取価格が変わってしまうものなのです。 しかし、反対に考えるとどういったポイントを参考に査定を行うのかがわかれば、事前にその部分をケアして、買取価格の下落を避けることも可能になります。

古本は特別な技術がなくてもある程度のケアが行えるため、売る前にできることはたくさんあるのです。 買取査定における重要ポイントを押さえて、それに対するケアを行うことが、専門書を売るときにはおすすめできます。

専門書の買取査定ポイント5選

専門書の買取査定のポイントは、大まかに5点紹介できます。 それぞれを確認しておけば、買取依頼前に具体的なケアが可能となります。

まずは以下の買取査定の5つのポイントを、それぞれチェックしてみましょう。

1.表紙やページがきれいな状態になっているか

書籍がきれいな状態になっているかは、専門書の基本的な買取査定ポイントです。 傷んでいる本はどうしても買取価格が下がり、状態の具合によっては買取拒否される可能性もあります。

長くしまったまま手入れをしていない専門書を売る場合などは、特に本の状態を事前に確認してみてください。 本の状態チェックのときには、以下の要素を重点的に見ていくのがコツです。

・表紙やページの埃
・シミなどの汚れ
・付箋の有無
・ページの折れ
・水濡れ

表紙やページについている埃は、簡単に拭き取ることができます。 細かい部分も刷毛などを使えばきれいにできるので、売る前に軽くクリーニングをしておくといいですね。

表紙のツルツルとした部分についたシミに関しても、拭き取ることできれいにできることがあります。 乾いた布で拭き、それでもダメならウェットティッシュなどで軽く拭うようにしてみてください。

付箋がついたままの状態も、買取査定を下げる原因になります。 売る前にページ内を確認して、ついている付箋は全て外すのがおすすめです。

その他、ページの折れや水濡れはケアが難しいですが、折れた部分を通常の形に直すことで、見栄えを良くすることはできます。 普段から折れたり濡れたりしないように使うことが、専門書を高く売るコツであることもこの機会にぜひ把握しておいてください。

2.改訂版が出ていないか

専門書の買取査定では、その本の改訂版の有無が必ずチェックされます。 売る予定の専門書に改訂版が出ていると、改訂前の本は査定額が大きく下がることになるのです。 専門書が最新版でない場合には、高く売れない可能性が高いでしょう。

そのため改訂版が出る前に売ることが、専門書の買取依頼をする際のポイントになります。 使っていない専門書はそのまま眠らせるのではなく、定期的に買取に出してみてはいかがでしょうか。

一方で、最新の改訂版でなくても、価格がそれほど下がらない専門書もあります。 「最新のものじゃない=売れない」とも限らないので、捨てるのではなくとりあえず査定をしてみてください。

3.問題集やDVDなどの付属品が付いているか

問題集やDVDといった付属品がセットになっている専門書の場合、その欠品の有無も買取査定のポイントになります。 問題集がない、問題集の「回答」がない、DVDが欠品しているとなると、買取ができないことも考えられるのです。
持ち込みや宅配買取の際には、「専門書本体はあるのに、付属品を家に忘れてしまった」というケースが多いです。 専門書の付属品は金額が大きく変わる重要な買取査定ポイントになるので、売る前には必ずその存在の有無を確認しておいてください。

4.ページに書き込みがされていないか

ページ部分に書き込みがされているかどうかも、専門書における買取査定ポイントのひとつです。 ページの余白に書き込みが多いと、その分買取の価格は下がってしまいます。
価値のある専門書の場合には、多少の書き込みであれば減額で済むこともありますが、書籍によっては買取拒否の原因になるので注意していただきたいです。

また、問題集への書き込みや答え欄へのチェックなどがされている本も、買取ができなくなります。 専門書を高く売るのなら、普段からページへの直接の書き込みは避けた方がいいでしょう。

薄い鉛筆による書き込みの場合には、消しゴムを使ってケアできる可能性もあります。ページが破れないように注意して、該当箇所を消しゴムで修復していくことも試してみてください。

5.発売から時間が経っていないか

専門書の買取査定では、発売のタイミングからどれくらいの時間が経過しているのかもチェックのポイントになります。 基本的に発売から間もない最新の書籍の方が、高い値段をつけることが可能です。

人気の本でも時間が経つほどに買取価格は下がっていくので、なるべく早めに買取を依頼するのがおすすめされます。

一方で、専門書の中でも特に専門性の高い本に関しては、古くても高く買い取れることがあります。 高い価値が隠されているケースも多いので、古い本だからといって処分するのではなく、一度は査定をしてみてください。

まとめ

専門書の買取査定ポイントを押さえておけば、高く売るための準備ができます。 準備ができた上で、専門書をメインで取り扱う専門店に買取依頼をすれば、満足のいく価格で売ることができるでしょう。

買取査定のポイントは本を売るときのチェックポイントになるので、この機会に内容を確認してみてください。

藍青堂書林では、専門書の買取を積極的に行っております。医学書や工学書、ビジネスや教育学書など様々な専門書の買取をしておりますので、買取依頼をお考えの方は、ぜひ一度ご相談下さい。

また、店舗買取だけではなく、宅配買取や大阪市内であれば出張買取も行っております。遠方にお住いの方や毎日忙しい方は、ご自身に合った買取方法をお選びください。

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