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あなたが持っている専門書が売れない理由とは? 売れるためには何をすれば良いのかを解説

本が積み重なっている様子

医学書や哲学書などの専門書は、時にその価値に合った価格で売れないことがあります。
安く見積もられてしまうこともあれば、そもそも値段をつけてもらえないこともあるでしょう。

そこで今回は、あなたが持っている専門書が売れない理由と、売るためのポイントを解説します。 「専門書が売れない」と困っているのなら、こちらを参考に売るための準備を進めてみましょう。

普通の古書店で専門書は売れない?

専門書のような一種特殊な書籍は、一般的な古本屋では売れないことがあります。 「総合的なジャンルを取り扱うチェーン店などに持ち込んだけれど、値段がつかずに売れなかった
というケースは決して珍しくありません。

しかし、それは専門書の価値が低いというわけではなく、特別な「売れない理由」があるからなのです。

この売れない理由を理解できれば、専門書を正しく売るための方法がわかってきます。 専門書の買取依頼を考えるのなら、まずは売れない理由を確かめてみましょう。

専門書が売れない理由とは?

専門書が売れない理由としては、「需要が限定的」「専門知識の有無
などといった内容が原因になります。 それぞれの詳細を、以下で確認しましょう。

専門書の需要は限られている

医学書や哲学書といった専門書は、需要が限られているという特徴があります。 一般の方に需要がある内容ではないために、どうしても買う人が限定されてしまうのです。

購入層が限定されるということは、つまり買取を行う店側にリスクがあるということになります。 一般的な書籍と比べて売れる可能性が低くなるので、高く買取されることがなくなるのです。

こういった理由から、一般的な古書店ほど専門書が売れないという結果になってしまいます。 しかし、需要が限られているということは、逆にその価値が確立されているということでもあります。

そのため専門書の価値を理解してくれる場所なら、高い値段で売ることができるのです。 需要が限定的という点はデメリットではなく、むしろ専門書の価値を高める特性だと言えるでしょう。

専門知識がないと価値に気づけない

専門書の価値は、それに関する専門知識がなければ気づけないことが多くあります。 そのため専門知識のない人による査定では、想定よりも買取価格が低くなり、売れないことがあるのです。

買取側に専門知識が求められるという点も、専門書が売れない理由のひとつになるでしょう。

一方で、専門知識を持つ人にとっては、専門書は非常に価値の高いものであると判断されます。 きちんとした知識のもとで査定してもらえるなら、むしろ専門書は他の本よりも高く売ることができるでしょう。

つまり専門知識を持つ人がいる環境を求めることが、専門書を売るときの基本になるのです。

売れない理由を踏まえた上で専門書を売るためのポイント

上記のような売れない理由を知ることができれば、反対に専門書を売るためのポイントが見えてきます。 専門書を売るために、具体的にどんな行動をすべきなのかを確認していきましょう。

専門書に詳しい店舗に買取の依頼をする

専門書の買取は、専門書を取り扱う書店に依頼するのがポイントになります。 専門書買取の専門店であれば、専門書の限定的な需要を活かすことができるため、その価値に見合った買取金額を提示可能です。

また、専門知識を持った従業員による査定が行われるので、専門書の価値を正しく判定してもらえるでしょう。 このようなメリットがあるため、専門書を売るのなら基本的にその書籍を取り扱う専門店へ買取依頼を行うことがおすすめです。

専門店が近隣にないという場合でも、宅配買取や出張買取を利用することで、遠方からでも専門書の買取を依頼することができます。

例えば、専門書・学術書の古本買取を専門としている「藍青堂書林」は、全国対応の宅配買取と、大阪市内を対象とした出張買取を行っています。
宅配によって専門書を売ることができるので、専門店が近くにない場合でも本が売れないという事態にはなりません。 宅配買取は全て無料で行えるため、売るために余計なコストをかける必要もないのです。

専門書を取り扱う専門店が近くにないときには、藍青堂書林への宅配のご依頼をお待ちしております。

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専門書を高く売るためのコツを理解する

専門書そのものに価値があっても、本の状態などによっては良い値段で売れないことも考えられます。
以下で専門書を高く売るためのコツを確認して、必要な準備を進めておくのがおすすめです。

売りたい専門書はクリーニングしておく

専門書を売るときには、クリーニングを行ってきれいにしておくのがポイントです。 きれいな状態で買取を依頼することで、高い値段に期待ができるようになります。

カバーやページに挟まっている埃を落としたり、付箋を外したりして、本の状態を整えてから買取に進みましょう。

また、問題集の回答やDVDなどの付録がない、問題集への書き込み、がされているといった専門書は、売れない可能性が高くなります。 買取を依頼する前に、付属品の確認と消せる書き込みの消去なども行っておくのも高く売るコツのひとつです。

不要になった専門書はなるべく早く売るのがおすすめ

もう使わない専門書があるのなら、時間を置かずになるべく早く買取依頼をすることも高く売るコツです。 専門書は内容を変えた「改訂版」が出ることがあるため、そうなると以前の版の価値は大きく下がってしまいます。

書籍によっては価格がつかずに売れないこともあるので、改訂版が出る前に早く買取ってもらうのがおすすめです。

まとめ

専門書はその高い魅力に反して、簡単には売れないケースが非常に多い書籍です。 求めていた買取価格に到達しない、買取が拒否されてしまう、そんなことも決して珍しくはありません。

だからこそ、この機会に専門書が売れない理由を知って、売るために何をすればいいのかを確認してみてください。また、専門書をできるだけ高く売るなら専門書を取り扱う書店での買取依頼です。

藍青堂書林では、宅配買取を実施しております。また、大阪市内であれば出張買取にも対応しており、お近くに専門書を取り扱う書店がないという方は、ぜひお問い合わせ下さい。

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